2014年07月16日
ベスト
こんにちは。
今回はベストについての考察を始めたいと思います。
MARPAT登場と同時期に米軍ではMOLLEシステムが登場しました。
米軍は以前からポーチを状況に応じて着脱出来るようシステム化する努力を重ね、ピストルベルトやLC-2などを経て開発されたMOLLEシステムは以前までのものより格段に装備の幅を広げました。
そしてそのMOLLEを使用したベスト、OTV(Outer Tactical Vest)が採用されました。SAPI(Small Arms Protective Insert) と合わせたこのベスト全体はIBA(Interceptor Body Armor)
とも呼ばれます。
海兵隊は現在、ベストやポーチ類は一部の個人購入など例外を除きコヨーテカラーで統一されていますが、OTV採用当初はMARPATが完全普及していなかった為かウッドランドのものも見られます。
多数が採用されましたが、肝心のMOLLEシステムが前開きのベスト故に重量をかけ過ぎると開いていしまうという欠点が発覚したためFLCというチョッキが開発されました。
そしてその後、2004年頃MTV(Modular Tactical Vest)が採用されました。詳しい内容は
http://sher.militaryblog.jp/e77081.html
こちらのブログ様で取り上げられております。
MTVの採用から間を置き、2012年頃IMTV(Improved Modular Tactical Vest)
が採用されました。
IMTVは少し系統が違うので詳しくは次回お話します。
ベストというものはは基本的に防弾、対爆風対策がしっかりとなされたものなので、新型の軽量なものができても砲兵部隊では長らく使用され続ける事が多いです。
OTV、MTVは第一線は退きましたが未だに現役なようです。
ベストについての考察はここで閉じさせていただきます。
次回はプレートキャリアについてのお話です。
それでは、また( ´ ▽ ` )ノ
今回はベストについての考察を始めたいと思います。
MARPAT登場と同時期に米軍ではMOLLEシステムが登場しました。
米軍は以前からポーチを状況に応じて着脱出来るようシステム化する努力を重ね、ピストルベルトやLC-2などを経て開発されたMOLLEシステムは以前までのものより格段に装備の幅を広げました。
そしてそのMOLLEを使用したベスト、OTV(Outer Tactical Vest)が採用されました。SAPI(Small Arms Protective Insert) と合わせたこのベスト全体はIBA(Interceptor Body Armor)
とも呼ばれます。
海兵隊は現在、ベストやポーチ類は一部の個人購入など例外を除きコヨーテカラーで統一されていますが、OTV採用当初はMARPATが完全普及していなかった為かウッドランドのものも見られます。
多数が採用されましたが、肝心のMOLLEシステムが前開きのベスト故に重量をかけ過ぎると開いていしまうという欠点が発覚したためFLCというチョッキが開発されました。
そしてその後、2004年頃MTV(Modular Tactical Vest)が採用されました。詳しい内容は
http://sher.militaryblog.jp/e77081.html
こちらのブログ様で取り上げられております。
MTVの採用から間を置き、2012年頃IMTV(Improved Modular Tactical Vest)
が採用されました。
IMTVは少し系統が違うので詳しくは次回お話します。
ベストというものはは基本的に防弾、対爆風対策がしっかりとなされたものなので、新型の軽量なものができても砲兵部隊では長らく使用され続ける事が多いです。
OTV、MTVは第一線は退きましたが未だに現役なようです。
ベストについての考察はここで閉じさせていただきます。
次回はプレートキャリアについてのお話です。
それでは、また( ´ ▽ ` )ノ
参考: http://en.m.wikipedia.org/wiki/Interceptor_body_armor
http://en.m.wikipedia.org/wiki/Modular_Tactical_Vest
http://en.m.wikipedia.org/wiki/Modular_Tactical_Vest
Posted by ざき at 20:00│Comments(0)
│Body & Pouch