2014年11月15日
ハンドガン
こんにちは。
今回はハンドガンについての考察を始めたいと思います。
海兵隊に採用されているハンドガンはM9、M9A1、MEU Pistol、M45A1 CQBPなどがあります。
MEU PISTOLやM45はMEUで運用されていますが、海兵隊の中でも有名ですのでこの項にて考証致します。
M9はベレッタ社の開発した92Fの米軍採用モデルで大きく切り開かれたエジェクションポートが特徴的で、ここの周辺スライドの強度が保てずに暴発したこともありましたが、現在は改良が進んでいるようです。
ランヤードリングがあるのでMP(Military Polis)や海上で運用する際ランヤードを使用している場合もあります。
M9A1は旧式化したM9を改修したモデルでレイル追加やレシーバー、ハンドガードの改良などの変更が見られます。
フルオート可能なマシンピストル化はされていないので悪しからず。
M9は曲線的で美術品のような印象がありましたが、こちらは直線的で無骨なデザインとなっております。
そもそもの使用者が少ない為か未だM9も現役のようです。
.45ACP信仰の強いMEUで特別に造られているハンドガンは.45ACPの代名詞、M1911A1のクローンモデルのようなものが多いです。
MEU Pistol はM9でない新規の.45ACPを用いるハンドガンを購入する予算の確保ができないため、モスボール化されていた中でも状態の良いM1911A1を利用し、レシーバー以外を新調することで生まれました。
何故レシーバー以外かと言うと軍において登録されるのはレシーバーの方なのでそれ以外を購入する際は修復用の予算が下りる為だそうです。このような所も海兵隊らしいですね。
さて、こうしてM1911A1改めMEU Pistolとして再び役目を務めることとなりましたが、その複雑な生い立ちのためかハンドメイド品のように時期などによって細部がかなり異なります。
よって、東京マルイ製のM.E.U.ピストルは架空銃のような、そうでないような微妙な位置付けになるかと思われます。
続いてM45A1ですが、こちらは民生品としてほぼ同等のものがモデルアップされている面白いハンドガンです。
データマトリクスコードが刻印されていることやレイルが刻まれていること、そしてこの派手な色、G10グリップが非常に特徴的なデザインとなっています。
こういった個性に富んだハンドガンを採用しているMEUですが、もちろん一般で使用されるM9/M9A1もよく見受けられます。
ハンドガンの運用についてですがよく自分の愛銃を持ち込む、などの話を聞きますがあまりそういったものは現在においては現実的でないかと思われます。
ホルスターは腰、太腿、胸が一般的です。
そして使用者ですが基地警備や下士官、狙撃手の護身用などは有名ですが、軽機関銃手も所持することがあるそうです。
所持弾薬が多く、銃本体も重いのに更に装備重量を重くすることを不思議に思うかもしれませんが、他者より弾をばら撒く為ジャム発生率が高く、咄嗟に近距離の相手に対応する事も難しいからだそうです。
近距離対応についてですが、CQB訓練の様子から推察すると過度なスイッチングは行わず、基本的に小銃にてCQBも対応するようです。
予備マガジンも2個程度な所からピストルは所詮保険替りに運用しているに過ぎないようです。
いつ使うか分からないハンドガンを支給されるぐらいなら代わりにM203を持ち歩きたい、と願い出る下士官も多いようです。
次回はその他の近接戦闘火器についてのお話です。
それでは、また( ´ ▽ ` )ノ
今回はハンドガンについての考察を始めたいと思います。
海兵隊に採用されているハンドガンはM9、M9A1、MEU Pistol、M45A1 CQBPなどがあります。
MEU PISTOLやM45はMEUで運用されていますが、海兵隊の中でも有名ですのでこの項にて考証致します。
M9はベレッタ社の開発した92Fの米軍採用モデルで大きく切り開かれたエジェクションポートが特徴的で、ここの周辺スライドの強度が保てずに暴発したこともありましたが、現在は改良が進んでいるようです。
ランヤードリングがあるのでMP(Military Polis)や海上で運用する際ランヤードを使用している場合もあります。
M9A1は旧式化したM9を改修したモデルでレイル追加やレシーバー、ハンドガードの改良などの変更が見られます。
フルオート可能なマシンピストル化はされていないので悪しからず。
M9は曲線的で美術品のような印象がありましたが、こちらは直線的で無骨なデザインとなっております。
そもそもの使用者が少ない為か未だM9も現役のようです。
.45ACP信仰の強いMEUで特別に造られているハンドガンは.45ACPの代名詞、M1911A1のクローンモデルのようなものが多いです。
MEU Pistol はM9でない新規の.45ACPを用いるハンドガンを購入する予算の確保ができないため、モスボール化されていた中でも状態の良いM1911A1を利用し、レシーバー以外を新調することで生まれました。
何故レシーバー以外かと言うと軍において登録されるのはレシーバーの方なのでそれ以外を購入する際は修復用の予算が下りる為だそうです。このような所も海兵隊らしいですね。
さて、こうしてM1911A1改めMEU Pistolとして再び役目を務めることとなりましたが、その複雑な生い立ちのためかハンドメイド品のように時期などによって細部がかなり異なります。
よって、東京マルイ製のM.E.U.ピストルは架空銃のような、そうでないような微妙な位置付けになるかと思われます。
続いてM45A1ですが、こちらは民生品としてほぼ同等のものがモデルアップされている面白いハンドガンです。
データマトリクスコードが刻印されていることやレイルが刻まれていること、そしてこの派手な色、G10グリップが非常に特徴的なデザインとなっています。
こういった個性に富んだハンドガンを採用しているMEUですが、もちろん一般で使用されるM9/M9A1もよく見受けられます。
ハンドガンの運用についてですがよく自分の愛銃を持ち込む、などの話を聞きますがあまりそういったものは現在においては現実的でないかと思われます。
ホルスターは腰、太腿、胸が一般的です。
そして使用者ですが基地警備や下士官、狙撃手の護身用などは有名ですが、軽機関銃手も所持することがあるそうです。
所持弾薬が多く、銃本体も重いのに更に装備重量を重くすることを不思議に思うかもしれませんが、他者より弾をばら撒く為ジャム発生率が高く、咄嗟に近距離の相手に対応する事も難しいからだそうです。
近距離対応についてですが、CQB訓練の様子から推察すると過度なスイッチングは行わず、基本的に小銃にてCQBも対応するようです。
予備マガジンも2個程度な所からピストルは所詮保険替りに運用しているに過ぎないようです。
いつ使うか分からないハンドガンを支給されるぐらいなら代わりにM203を持ち歩きたい、と願い出る下士官も多いようです。
次回はその他の近接戦闘火器についてのお話です。
それでは、また( ´ ▽ ` )ノ
Posted by ざき at 20:00│Comments(0)
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